打田 正輝 助教 第30回井上研究奨励賞受賞
量子相エレクトロニクス研究センター・物理工学専攻の打田正輝助教が第30回(2013年度)井上研究奨励賞を受賞しました。同賞は、理学、医学、薬学、工学、農学等の分野で過去3年の間に博士の学位を取得した35歳未満(医学・歯学・獣医学の学位については37歳未満)の研究者で、新しい領域を開拓する可能性のある優れた博士論文を提出した若手研究者に対し贈られます。受賞の対象となった研究内容は、「モット転移酸化物の電荷・スピン・軌道結合物性とスペクトロスコピー」です。打田氏は、強相関酸化物の示す新たな電子物性を開拓するとともに、横断的な分光実験による起源の解明を行ってきました。平成26年2月に贈呈式が予定されています。