関 真一郎 特任助教 第28回井上研究奨励賞受賞
量子相エレクトロニクス研究センターの関真一郎特任助教が第28回(2011年度)井上研究奨励賞を受賞しました。同賞は、理学、医学、薬学、工学、農学 等の分野で過去3年の間に博士の学位を取得した35歳未満(医学・歯学・獣医学の学位については37歳未満)の研究者で、新しい領域を開拓する可能性のあ る優れた博士論文を提出した若手研究者に対し贈られます。受賞の対象となった研究内容は、「低次元フラストレーション磁性体における電気磁気応答」です。 関氏は、磁性と誘電性の間の非自明な相関現象を開拓するとともに、その起源の解明と、現象の舞台となる新物質の探索を行ってきました。平成24年2月に贈 呈式が予定されています。