大学院受験についてgraduate

大学院工学系研究科
物理工学専攻

世界の第一線の研究者と肩を並べ、研究成果を競い合うための研鑽・研究の場が大学院です。物理工学科の卒業生の大多数が大学院に進学します。
物理工学専攻は,物理学の最先端を研究し、その成果を社会と産業に生かすことを目的とした専攻です。物理学の基礎をもち、新しい問題に挑戦する意欲のある人は、あらゆる分野で求められています。物理工学専攻は物理を基礎に、自ら考え、未踏の領域に挑戦し,世界をリードする人材を育てることを目的としています。

大学院工学系研究科
物理工学専攻入試案内

募集要項・出願方法等については、下記の工学系研究科の入試情報のページをご参照下さい。

東京大学大学院工学系研究科
大学院へ入学を希望される方(一般入試)

令和7(2025)年度東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻修士課程・博士後期課程入試案内(参考)
※2026年度物理工学専攻入試案内は、2025年4月に公開予定です。

物理工学専攻 修士課程・博士後期課程入試案内(PDF)

物理工学専攻大学院入試説明会

2025年度大学院入試説明会を下記の通り開催します。
物理工学専攻に興味のある方はぜひご参加下さい。(事前申込不要) 終了しました

日時 第1回 2024年4月13日(土)
第2回 2024年5月11日(土)
場所 本郷キャンパス
工学部6号館2階63号講義室
本郷地区キャンパス工学部6号館アクセスマップ
当日の予定 13:00〜13:10 物理⼯学専攻の紹介
13:10〜13:25 研究所の紹介(1) 物性研究所
13:25〜13:40 研究所の紹介(2) ⽣産技術研究所
13:40〜13:55 ⼊試に関する説明
14:00〜17:00 研究室見学
※研究室紹介を一覧できるポスター会場も準備しています。
研究室紹介ポスター(2025年度版)はこちらからご覧いただけます。

駒場リサーチキャンパス公開
生産技術研究所
工学系研究科
物理工学専攻所属研究室見学会

2024年6月7-8日に東大駒場リサーチキャンパス公開が行われます。その間、生産技術研究所で活動している物理工学専攻研究室の見学ができます。また、6/8には、ラボツアーを中心とする大学院入学希望者向けの説明会を対面形式で行いますので、興味のある方はぜひご参加下さい。
終了しました

日時 2024年6月8日(土)
10:00-13:00
お申し込み 参加人数把握のための事前予約をお願いしています。詳細は以下のリンクを参照してください。
https://komaba-oh.jp/event/17499

専門科目過去問題

国際卓越大学院教育プログラム
フェローシップ創設事業

東京大学は、高い研究力と専門性をもって人類社会に貢献する博士人材を育成するため、研究科等が連携して構築した修博一貫(又は学修博一貫)の学位プログラムとして国際卓越大学院教育プログラム(WINGS ― World-leading InnovativeGraduate Study Program)を展開しています。本学の世界トップレベルの研究体制の魅力を活かして、国内外から優秀な人材を集め、研究科等がそれぞれの特性を活かして先端的な教育研究指導を行うことにより、卓越した博士人材(高度な「知のプロフェッショナル」)を育成しています。

国際卓越大学院教育プログラム一覧(東京大学本学ページ)

科学技術イノベーション創出に向けた大学フェローシップ創設事業

物質・マテリアル科学は、素材産業からエレクトロニクス・医用工学・自動車産業に至るまで、わが国が現在も高いプレゼンスを維持し、日本国内産業の最大領域を支える学問分野である。わが国の強みである物質・マテリアル科学を活用して、AI、IoT技術やバイオなどの新産業革命時代における競争力を引き上げることが、より良い未来社会を実現させ、わが国が国際競争力を維持しつつ発展するために不可欠である。従って、物質・マテリアル科学分野において、世界レベルで戦えるポテンシャルを備え且つ高い志をもった優秀な学生を研究・学修に集中させ、イノベーションの連鎖を起こす人材へと育てあげることが極めて重要である。本フェローシップは、深堀りされた物質・マテリアル科学専門分野の学識と研究力に加え、高いコミュニケーション力と問題発見・解決力、時代を先取りするポータブルスキルを身に着け、実社会の様々なセクターで活躍できる博士人材を育成することを目的とする。

コース生への支援
研究専念支援金として18万円/月、研究費として34万円/年を、博士号取得時まで給付する。ただし、博士後期課程の期間において、給付期間の上限は3年間とする。
科学技術イノベーション創出に向けた大学フェローシップ創設事業概要資料 (PDF)

大学フェローシップ創設事業詳細、募集要項、申請書、指導教員の意見書等書類のダウンロードは統合物質科学リーダー養成プログラム(MERIT)ウェブサイト内「総合マテリアル科学キャリア接続型フェローシップ」ページをご確認ください。
また、フェローシップ等の支援制度については気軽に教員や物理工学科教務へお問い合わせください。

総合マテリアル科学キャリア接続型フェローシップ

国際卓越大学院プログラム
(WINGS)

ロゴマーク:統合物質・情報国際卓越大学院(MERIT-WINGS) 統合物質・情報国際卓越大学院(MERIT-WINGS)
統合物質・情報国際卓越大学院は、最先端の物質科学研究を基盤として、分野を越えた俯瞰力と柔軟性、知を創造し活用する力、広い視野と高い倫理性を併せ持ち、社会の持続的発展に貢献する優秀な博士を育成することを目的とします。物質科学の高い基礎学力を有し博士課程で学ぶ決意のある学生に対し、物質科学の先端的知見と俯瞰力、 情報技術などの先端的スキル、コミュニケーション力やアントレプレナーシップを身に着けるカリキュラムを提供し、学術研究や社会実装においてリーダーとなり国際的に活躍する人材を養成するため、特別な教育課程により、修士課程から博士後期課程までの一貫した教育を行います。プログラムの大学院生(MERITコース生)に採用されると、修士課程1年次後半から研究奨励金が支給されるとともに、自発融合研究、海外派遣、インターンシップなど、通常の修士課程・博士課程の枠を超えた様々な研究活動を行います。
統合物質・情報国際卓越大学院
(MERIT-WINGS)ウェブサイト
変革を駆動する
先端物理・数学プログラム(FoPM)
本プログラムは、基礎科学の専門人材が世界を舞台に活躍できるよう、そのポテンシャルと競争力の最大化を目指す、国際的な博士前期後期課程一貫学位プログラムです。本プログラムを通じて、卓越した学生が科学技術や社会イノベーションに広く影響を与えられるような能力を身につけ、プログラム修了後にアカデミアやあらゆる産業界のセクターで指導的な役割を果たすことのできる博士人材に育成することを目的としています。
プログラム生に卓越RA(リサーチ・アシスタント)業務を委嘱し、委嘱した研究業務に対する対価として報酬を支払うことにより、学修に集中できる環境を提供します。
変革を駆動する先端物理・数学プログラム
(FoPM)ウェブサイト
量子・半導体科学技術国際卓越大学院
(WINGS-QSTEP)
20世紀初頭に量子力学が誕生してほぼ100年が経過し、量子力学を基礎とした科学技術は深化を続けてきた。21世紀においては「量子科学技術」が、量子物理、量子化学や量子生命科学といった基礎的な学問領域を強固に固めつつ、それらを越えて社会実装を明確に意識した工学に展開しSDGsのような世界規模の課題を解決するという視点から、社会を大きく変革することが期待されている。また、量子科学と密接に関連する半導体技術は現代社会を大きく支えるとともに、今も発展が著しい。半導体技術の発展には量子科学が不可欠であり、また、量子科学技術の発展のためには半導体技術が必須である。このことから、量子・半導体科学技術を自在に使いこなす高度人材の育成や速やかな社会実装を可能とする適切なキャリアパス支援が喫緊の課題となっている。
これまでの東京大学では、個別研究科を中心とする大学院教育体制をベースとして研究拠点が形成されることが多く、量子・半導体科学技術を広く俯瞰しつつ国際的に卓越した研究人材の育成が極めて重要となっている。そこで、本プログラムは、「量子・半導体科学技術」に関して、専攻・部局の枠組みを取り払い、量子・半導体科学技術研究における世界トップクラスの教員・研究者陣による横断的かつ体系的な教育プログラムを提供し、幅広く量子・半導体科学技術分野で国際的に活躍できる人材を育成することを目的とする。あわせて、速やかな社会実装を可能とするキャリア教育も行う。
量子・半導体科学技術国際卓越大学院
(WINGS-QSTEP)

博士課程学生支援
SPRING GXグリーントランスフォーメーション(GX)を
先導する高度人材育成

SPRING GXは、グリーントランスフォーメーション(GX)実現に向けて活躍する人材を、あらゆる分野に規模感をもって輩出することを目的としたプロジェクトです。本プロジェクトではGXをより広く捉え、「社会の変革」と位置付けており、人類の営みと関連する分野、すなわち理工系のみならず全学の学生を対象としています。全学の博士課程学生(4年制博士課程学生を含む)600名が参加するプロジェクトです。博士人材の育成のためのプログラムの提供と経済的支援を行います。

博士課程学生支援SPRING GXウェブサイト